吊り橋めぐりや大井川鐵道からの帰りにも立ち寄れる
川根本町の吊り橋めぐりや大井川鐵道でトーマス号等列車を満喫した帰りに、世界一の長さを誇る木造の橋を渡ってみたり、富士山静岡空港に行ってみるのはいかがでしょうか。
897.4m!大井川を渡る木の橋 蓬莱橋
木造の橋というと、せいぜい100メートルくらい?と思いますが、何と一級河川の大井川をひとまたぎするので、長さは897.4メートルもあります。
ゆっくり歩いていけば往復で30分ほどのいいウォーキングコースにもあります。
江戸時代の有料川渡しの名残からか今でも有料の橋
もともと江戸時代から超すに越されぬ大井川と言われたように、橋もかけず、船も出さず、人夫による渡しのみでした。
明治時代になって、船で渡るのにも限界を感じて開墾に携わった人たちが作ったのが最初と言われ、1879年に開通しています。当時から有料であり、今でも大人は100円払って利用します。何と定期券も存在しており、自転車で渡っていくのも可能です。
24時間利用が可能なのも驚きですね。
度重なる流出にもめげず140年以上市民の足として根付く
ところどころ木が新しいところは流出して建て直されたもので、1965年には橋脚がコンクリート製に取り替えられてからも最近では2011年に流出によって半年ほど通行止めになったことがありますが、市民の足として根付き、北側に自動車用の橋ができてからは、1997年のギネス認定で一気に周知されて観光の橋として注目されていて、川の北側には駐車場や8974茶屋が出来ています。
渡り切った先からの展望も忘れずに
渡り切った先にはちょっとした高台に上がる道が通じており、そこからは表紙の写真が撮れるスマホ撮影台があったり、全景をおさめられるポイントがあります。
長い木の橋ということで、”長生きの橋”と置き換えられて縁起の良い橋とも言われるようになりました。
静岡県唯一の旅客空港 富士山静岡空港
主にFDAが飛ぶローカル空港
富士山静岡空港は一部ANAが飛ぶ他、FDA(JALはコードシェア便)が主に利用する空港で、札幌、出雲、福岡、鹿児島、熊本といった空港を結んでいます。
無料の駐車場もありますが、有料の駐車場についても1時間無料なので、見学するにはちょうど良い感じです。3Fには展望スペースがあります。
また先ほどの蓬莱橋から富士山静岡空港を結ぶバスも走っており、橋を渡ってから新金谷方面に向かうバスに乗り換えることも可能です。
ここにもゆるキャン△絡みが
期間限定ではありますが、現在はゆるキャン△にちなんだカフェがあったり、展示コーナーも設けられています。展示コーナーでは静岡・山梨のお酒やお茶を有料試飲(500円で2回分)できるスペースがあり、体験するとゆるキャン△シールがもらえるというものです。