週末パス2日目①妥協の産物
昨日は傘を忘れるというミスで山形鉄道の荒砥駅に行く行程をフイにしてしまいました。いろいろと行程をひねってみたものの、さすがに荒砥駅まで行くとなると朝4時頃にタクシーを捕まえて1時間ほど走って荒砥駅に向かい、始発の列車に乗れば可能ですが、1万円以上投資することにもなるのでそれはせずに妥協点を探すことにしました。
山形鉄道のリベンジを優先
6時前には目を覚ましてシャワーを浴びて準備をします。駅まで10分少々かかるので早めに出発をして途中のコンビニで朝食を購入し駅へと向かいます。
峠行きとの比較をしてみたけど
当初の予定では峠駅まで行って折り返し、大沢駅に行って折り返し福島へと向かう予定でしたが、赤湯で乗り換えれば、山形鉄道に乗り途中の長井駅までは行け、折り返しでは今泉駅から米沢線に乗って米沢に行くことで上手く山形新幹線に接続をして当初予定通りのルートに戻ることができそうです。
かつてのスイッチバック駅の遺構探しとの2択になりましたが、青春18きっぷの人が同じ行程をたどる可能性も高いので、入ってこれない山形鉄道ルートとしました。
6時30分発の普通列車福島行きは719系の2両編成です。予想していた通り青春18きっぷを使うと思われる人がそこそこ乗っていますので、先ほどのルートを行ってくる可能性は高そうです。 |
中川駅を出ると下り坂に入り、赤湯の町並みを見下ろしながら進んでいき、7時ちょうどに赤湯駅に到着します。 |
山形鉄道で長井駅まで。戻って今泉駅に。
赤湯駅に着くと山形鉄道の列車が1両で待っていました。乗客は私を含めて3人で、他の2人は青春18きっぷの持ち主なのか車内でフリーきっぷを買い求めていました。山形鉄道は1日フリーきっぷが1000円で売られているので利用する価値があると思います。 |
❶7時7分発のかなり古いタイプのレールバスでのんびりと赤湯駅を離れて左にカーブを取るとほどなくして南陽市役所駅に到着します。 ❷宮内駅は古い駅舎が残り、最初の行き違いをします。うさぎ駅長「もっちぃ」がいることで有名で、かつては駅員のうさぎもいたのですが今はこの1匹のみです。 ❸❹名前の響きが好きな「梨郷(りんごう)」駅。鉄道むすめの「鮎貝りんご」の名前の由来駅です。 ❺木造駅舎の残る西大塚駅 ❻今泉駅の手前で米坂線と合流します。 ❼今泉駅を出発。右の米坂線と比べると線路の整備具合の差が分かります。 ❽白川橋梁を渡ります。ここは米坂線と共有の単線で、白川信号場で二手に分かれます。7:39に長井駅に到着します。 |
長井駅で折り返します。既に折り返し列車は停まっています。駅舎工事ということもあってか、つい駅を降りてみることを忘れてしまい、鉄道グッズの存在などすっぽかしてしまいました(惜しい)。
❶❷こちらの列車は7時44分発で学生が多く載っていました。 山形フラワー鉄道という別名が付いているように車両はそれぞれ花の色があしらわれており行きは赤帰りは紫でした。 ❸今来た道をそのまま折り返して7時55分に今泉駅に到着します。 駅舎は JR のものらしいので山形鉄道のキャラクターといったようなグッズ類は特に見当たらなかったです。 ❹それこそ何もない乗換駅なのですが、珍しく山形鉄道と米坂線の上下線が全て埋まるという写真をおさめることができました。週末パスの威力を感じた朝のひとときでした。 |
米坂線で米沢へ
米坂線8時07分発の米沢行きに乗車します。キハ100系の2両編成ですが、乗車しているのは10人未満です。特に目立つ場所はないけど、田んぼと山にかかる雲のコントラストが日本らしさを感じさせます。 西米沢、南米沢と反時計回りに回りながら終点米沢駅に8時36分到着します。 |
山形新幹線で福島駅へ山深い区間を行く
❶4分の乗り換えで8時40分発のつばさ128号に乗車します。米坂線のホームからは自由席車両(16,17号車)は一番遠いところにありますので結構急いで行きました。 |
東北新幹線に2分接続で乗れ、仙台駅へ
❶福島駅に到着する前に駅の手前で連結のための停車があり、連結が終わるとドアが開きます。乗換放送では、2分の接続で仙台行きに乗れるとのこと?! |
仙台駅とあおば通駅
❶❷仙台駅のお土産コーナーなどを見ているうちに、どうせならばとあおば通駅まで歩いてみました。仙台駅からは若干の下り坂になるのですいすいと歩いて、地下鉄仙台駅とすぐ近くにあるあおば通駅まで6~7分で到着しました。 ❸❹9時56分発の仙石線高城町行きに乗車します。205系の4両編成で走りだすと1分ほどで仙台駅に到着します。駅間は500mですからね! |