こんにちは!今回から2回シリーズで近鉄のケーブルカーについて紹介していきます。1回目は信貴山にある西信貴ケーブルについてです。
近鉄大阪線から分岐したローカル線の先にある
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そもそも河内山本駅ってどこ?という感じでしたが、八尾市にあり、近鉄大阪線では準急の停車駅になっています。
ここから二駅だけの近鉄信貴線に乗車します。
信貴山口駅に到着
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頭端式のホームで両側が開くようになっているのは、三が日などの参拝には相当混雑するという想定なんでしょうね。
ケーブルカー乗り場へ
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L字型にホームが出来ているので、駅舎の中を抜けていくと、ケーブルカーの改札があります。車両自体は信貴山の守り神である寅が描かれており、車体も黄色ですが、阪神タイガースとは関係ないようです(笑)。
今は塗装が変更されていますが、寅の絵は描かれているとのこと。
この時は午前7時だったので、のぼる人はほとんどいません。
1.3キロを7分で走破
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距離は1キロ以上あり、高低差も354mとなかなかの坂道です。
珍しく歩行者用の踏切があり、ここと同じ近鉄の生駒ケーブルの2ヶ所だけだそうです。
中間点で行き違い
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ケーブルカーというよりは、この架線の具合を見ると電車のように見えなくもないですね。
高安山駅に到着
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駅からの眺めは良好ですね
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実は終点のところが最も傾斜がきついので、こうやってみると高低差がかなりあるなというのが分かりますね。
信貴山に向かうバスと接続しています。
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このままバスに乗り換えていくと信貴山へと行くことが出来ます。
もともと西信貴という名の通り、かつては東にも路線があったようですがとうの昔に廃止されています。
それでも大晦日は終夜運転を実施するなど、重要な路線でもあります。